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企画展「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」

飯川雄大は時間の相対性や知覚のゆらぎに着目し、何気ない風景や身近な物事を注意深く観察することで、人々の認識の不確かさや、社会で見過ごされがちな存在に目を向けさせる作品を制作してきました。本展では、飯川のこれまでの実践を包括的に紹介するとともに、情報の曖昧さや感覚の不完全さを新たな可能性と捉え、鑑賞者を巻き込む新作インスタレーションを制作します。

企画展「生誕150年記念 木村武山展」

木村武山の生誕 150 年を記念して開催 する本展では、 代表作に加え、 あま
り出品されなかった 作品、所在不明 だ った 作品など優品 約 60 点を前期・後
期に分けて紹介します。本展では、武山にとっての仏画の意義を再考 し 、武
山芸術の集大成と な る笠間大日堂 の 厨子を特別公開し ます。

企画展「藤田嗣治 絵画と写真」

エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(ふじた・つぐはる/1886-1968)。本展は、藤田の絵画について「写真」という切り口によって再考する世界初の展覧会です。「撮る藤田」、そして「撮られる藤田」にも注目しながら、藤田の絵画と写真の深い関係性についてひもときます。

静寂を描く 川瀬巴水展

新版画における代表的な風景画の絵師・川瀬巴水(1883~1957)は、昭和4年に茨城の水郷地域に滞在し牛堀や潮来をテーマにした作品を制作しました。太平洋戦争中には疎開先の栃木から訪れ茨城各地の風景をスケッチしています。戦後には開校したばかりの茨城キリスト教学園を描くためにもたびたび茨城を訪れました。本展の前期は巴水が描いた茨城の風景の新版画と茨城キリスト教大学所蔵の水彩画を、後期は水郷地域の水辺の風景を描いた新版画を展示します。

企画展「ファッションとアートの幸福な関係 同時開催 大島藤倉学園アール・ブリュット展Ⅰ」

作品に描かれた女性たちのファッションは、社会的背景や文化を反映し、時代の変遷を雄弁に物語ります。モデルたちの人柄や人生をも伝える重要な役割を果たしていると言えるでしょう。華やかな衣装に身を包む人形たちもまた、作家たちの心を捉えました。本展覧会では、絵画を中心に、画家、児玉幸雄のフランスやドイツで制作されたアンティークドールコレクションや、小説家、柴田錬三郎の日本人形コレクションなどを展示します。

◎同時開催 大島藤倉学園アール・ブリュット展Ⅰ
専門的な美術教育を受けていない人が、美術潮流に流されず、自らの衝動に従って制作するアート「アール・ブリュット」大島藤倉学園の障害をもつ方々による、「リサイクル」をテーマにした作品を、Ⅰ・Ⅱ期に分けて紹介します。

企画展「筑西市誕生20周年記念 GOMA ひかりの世界」

オーストラリアの先住民族の伝統楽器ディジュリドゥ奏者として世界的に評価されているGOMA。2009年、交通事故により脳に大きなダメージを負い、以降、高次脳機能障害の症状に悩まされながら、細かい点描で画面を埋め尽くした独特の絵画を描くようになりました。彼の描く世界は、意識を喪失してから回復するまでに見えるひかりの景色を表しています。不思議でありながら、どこかで出会ったことのあるような、私たちの体の奥底に眠る「ひかりの世界」を体感してください。

テーマ展「田崎太郎展 神獣と飛行機械のファンタジー」

笠間市を拠点に活動し、表情豊かないきものなど独自の造形表現が魅力の陶芸作家・田崎太郎(1970-)の作品展です。猫神さまなどの神獣から、空を夢見るペンギン博士の飛行機械まで、新作を含む40点を超える作品を通して、その独自の造形と物語の軌跡をたどります。

コレクション展Ⅱ・Ⅲ「磁器の100年」

「近現代日本陶芸の展開」を茨城県陶芸美術館のコレクションを通して紹介しています。
今回のコレクション展II・IIIでは、「磁器の100年」をテーマに、うつわからオブジェまで様々な作品を通して磁器作品の奥深さをお楽しみください。
また、茨城県の作家については、文化勲章受章者の板谷波山や「練上手」の重要無形文化財保持者(人間国宝)の松井康成をはじめ、現在、笠間や県内を拠点に活動する作家も含めて幅広く紹介します。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(洋画・彫刻)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。