エアブラシやコンピューター・グラフィックスなど、さまざまな手法や素材を用いて色と形を追求してきた牛久市在住の後藤雅宣。近年は主に、色を透かして重ね新しい色をつくる「重色」を研究しています。
本展の前期では、藝文ギャラリーで創作初期に描いたオプ・アート志向の絵画を中心に9点、同じ会期で藝文プラザでは近年までに制作した大型作品を15点展示します。後期には、藝文ギャラリーで初期から2025年までに制作した中から9点を厳選し、色彩を繊細かつ精緻にコントロールして光を表現する作品を展示します。
井手康人は、2006年に第12回天心記念茨城賞を受賞し、現在、日本美術院同人として活躍をする日本画家です。本展では、インドネシアのバリ島に取材した代表作から近年取り組んでいる富士山のシリーズまでを一堂に展示するとともに、作家のライフワークである日本画の教育普及プログラムも紹介します。
茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
茨城県を代表する芸術家の力作を、皆様がお住まいの地域の身近な美術館で堪能しませんか?
・茨城県陶芸美術館 2階県民ギャラリー(工芸美術・書・写真・デザイン)
会期:2027年2月13日(土)~2027年2月28日(日)
※月曜休館
茨城県近代美術館のアートフォーラムコーナーで展示された「複製画でみる ミレーとゴッホの物語」を、茨城県つくば美術館で展示します。ジャン=フランソワ・ミレーとフィンセント・ファン・ゴッホの複製画や写真パネル、解説パネル、書籍を紹介し、2人の画家の生涯とその画業の歩みをたどります。
筑西市が生んだ日本陶芸界の巨匠・板谷波山(1872~1963)。波山陶芸の魅力を紹介する10回シリーズの第7回目となる今回は「波山陶芸の黎明期」をテーマに、東京・田端で本格的な作陶を始めた時期に焦点を当てます。
クヴェレ美術館のコレクションを3期にわたって公開する開館記念展の第2弾。本展では、「異国への挑戦とあこがれ」をテーマに、藤田嗣治をはじめ佐伯祐三、国吉康雄といった、日本から海外へ移住するなど異国の地へ身を投じて挑戦し続けた画家たちの個性あふれる作品や、85年ぶりの公開となる水戸出身の画家・中村彝の《ダリア》 、シルクロードの華麗なる名品がご覧いただけます。
海にはさまざまな動物が暮らしていますが、その多くは背骨をもたない「骨なし動物」です。クラゲ、貝、カニ、ヒトデなどの仲間のほかにも、一般にはあまり知られていない種類が数多く存在し、驚きに満ちた独特の世界をつくりあげています。本企画展では、海の骨なし動物をテーマに、その形態や生態の多様性、人との関わり、そしてそれらを取り巻く環境問題について紹介します。ぜひ、海の骨なし動物たちが織りなす不思議な世界を感じてみてください。
お魚の情報や海の問題について発信しているお魚博士・さかなクンの笠間日動美術館での2度目の展覧会。可愛いハコフグから、こわもてのオオカミウオまで、色々な海の仲間たちが登場します。さかなクンが描く海の仲間たちを通して、海の豊かさをはじめとするよりよい社会をつくるためにどんなことができるのか、ギョ一緒に考えてみましょう。
【同時開催 第10回全国こども絵画コンクールinかさま】
2015年にスタートし、今年で10回目を迎えるこども絵画コンクール。全国から集まったこどもたちの力作をご覧ください。
竹村京(1975年―)は、時間の流れや人・物の移動、天変地異、偶然の出来事など、さまざまな要因によって揺らぐ世界のなかで、「縫う」という行為によって対象に新たな光を与える作品を制作してきました。
竹村にとって過去最大規模の個展となる本展では、2000年代の代表作を起点に、「修復」を施した作品群や、「天災」と「修復」を主題とした新作インスタレーション、水戸の街なかで参加者が「修復」の意味を考え、実践するワークショップなど、その多彩な創作から、記憶と喪失、時間や行為における不可逆性といったテーマへと迫ります。
身のまわりには様々な生き物がいて「色」や「模様」それぞれに個性と美しさがあります。
私たち人間も地球上に暮らす生き物の一つでありながら、揺れ動く心情を文字や音、色に乗せて多彩に表現することのできるユニークな存在です。
本展では、筑西市ゆかりの芸術家たちが幼少期の思い出や身近な自然への想いを込めて、色鮮やかに表現した生き物たちの作品を紹介します。
【出展作家】
秋山巌、秋山静、浅香鉄心、飯野農夫也、和泉奏平、板谷波山、大久保婦久子、片岡巳代子、小林恒岳、佐藤大醒、舘野弘、田中良、富張広司、早川義孝、平野杏子、平松礼二、森田茂
大きな古墳に埴輪を並べたり、絵巻物を広げたり…。子ども大人も楽しめる、みて、ふれて、あそべる体験展示です。ワークショップや子ども向けミニギャラリートークなどイベントも盛りだくさんです。
絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(ブロンズ新社、2013年)以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑えるひとのクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています。
初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示します。
19世紀後半のフランスを拠点に活躍した工芸デザイナーのエミール・ガレ(1846-1904)。ガレ商会を率いる実業家でもあり芸術家でもあるガレは、アール・ヌーヴォーを牽引した代表的な人物です。本展はガレの業績の中でも陶芸作品に焦点をあて、ガレ商会のロングセラーだった猫型の置物や、日本美術の影響のある作品など、貴重な作品の数々を紹介します。
近代の陶芸分野における個人作家の先駆けといえる富本憲吉の作品を皮切りに、茨城県陶芸美術館開催の企画展での活動を通して、小堤晶子や堀貴春、丸山純、鮫島陽、今川朋実らの出品作を収蔵しました。他にも笠間や益子の個性豊かなうつわ作家の作品や、ルーシー・リーなど海外の著名な作家の作品、淡島雅吉のガラス作品や重要無形文化財「髹漆(きゅうしつ)」保持者である小森邦衞の漆作品など、令和7年度に45作家による115件の作品を新たに収蔵しました。工芸分野全体に及ぶ幅広い作品の数々を、第1展示室と第2展示室の2つの会場でお楽しみください。