アーカイブ

企画展 外部プロデュースによる新企画 過去を学び未来を考える「なぜ恋してしまうのか?展」

恋愛という身近なテーマで、歴史を知り、今の私たちの価値観に「なぜ?」を問い、少し先の未来を考える企画展。本展では、古来から現代に至るまでの恋愛を50エピソードと共に遡る過去の章、6通りの恋愛の未来を想像するエッセイを展示した未来の章で構成されています。過去の章では、時代ごとの恋愛模様やモテ、失恋、大恋愛エピソードから多種多様な恋愛観に触れ、未来の章では、あるかもしれない100年後の恋愛に想いを馳せる展示となっています。

没後100年 中村彝展―アトリエから世界へ

37歳という若さでこの世を去った水戸市出身の洋画家・中村彝(1887-1924)。20年に満たない画業の多くを病床に過ごしながらも、数多くの力作を残しています。本展では、作品約120点に加え、現在まで大切に伝えられてきた遺品や資料を読み解くことで、彝の実像に迫ります。

企画展「田村友一郎 ATM」

写真、映像、インスタレーションからパフォーマンスや舞台まで、多彩なメディアを横断し、ある土地の持つ、固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで幅広い着想源をもとに、現実と虚構を交差させた多層的な物語を構築する田村友一郎(1977-)の個展。本展では、水戸芸術館の英語表記「Art Tower Mito」の略称「ATM」から着想を得た新作《ATM》を発表します。

第91回企画展「ミュージアムパーク30年のありったけ -いつも茨城県自然博物館はおもしろい!-」

茨城県自然博物館は、今年で開館から30周年を迎えます。
本企画展のテーマはズバリ「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」です!
しかも、各コーナーの展示を貫くテーマを「おもしろい」にしました。30年の感謝の気持ちとともに、30年のありったけの「おもしろさ」にスポットを当てた企画展です。魅力いっぱいの「茨城県自然博物館」を存分にお届けします!!

第12回特別展 「生誕140年・没後100年記念 山村暮鳥と大洗~おうい雲よ~」

大正時代に活躍した詩人・童謡童話作家の山村暮鳥(1884-1924)。明治17(1884)年群馬県西群馬郡棟高村(現 群馬県高崎市)に生まれた暮鳥は、やがてキリスト教の伝道師として、水戸や常陸太田、平(現 福島県いわき市)など各地で伝道活動を行いながら、創作活動を行いました。
本展では、暮鳥の大洗での創作活動を中心に、その詩作を生み出す土台となった当時の大洗の風景や没後の顕彰事業にもスポットをあて暮鳥の作品の魅力を紹介します。

企画展「フォーヴ・ショック フランスそして日本へ」

20世紀初頭のヨーロッパでは相次いで革新的な美術運動が起こります。なかでも1905年のサロン・ドートンヌに出品されたアンリ・マティスらによる強烈な色彩と奔放な筆致の作品は、フォーヴィスム(野獣派)と呼ばれ、大きな話題となりました。
本展は、国内の美術館やコレクターからの出品協力により、フォーヴィスムを起点に20世紀前半のフランスおよび日本の画家たちの動向を紹介します。

テーマ展「革のかたち 河野甲と市川陽子」

昆虫や生き物の生態を写す河野甲(1956-)。縫い合わせ、漆を塗ることで独自の表現を生み出す市川陽子(1985-)。本展は、皮革を用いて造形表現を展開する二人の作家の魅力に迫り、革による造形表現の「現代のかたち」を紹介します。

令和6年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で9回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作を、皆様がお住まいの地域の身近な美術館で堪能しませんか?

開催概要

茨城県つくば美術館 第1・第2展示室(日本画・洋画)

会 期:2024年7月9日(火)~2024年7月21日(日)
休館日:月曜日、7月16日(火)。ただし、7月15日(月・祝)は開館

〇出品作家によるギャラリートーク
 2024年7月13日(土) 14:00~

しもだて美術館 展示室Ⅱ~Ⅳ(洋画・彫刻・書)

会 期:2024年12月7日(土)~2024年12月22日(日)
休館日:月曜日

〇出品作家によるギャラリートーク
 2024年12月14日土)(土) 14:00~

茨城県陶芸美術館 2階県民ギャラリー(工芸美術・書・写真・デザイン)

会 期:2025年2月22日(土)~2025年3月9日(日)
休館日:月曜日、2月25日(火)。ただし、2月24日(月・振)は開館

〇出品作家によるギャラリートーク
 2025年3月1日(土) 14:00~