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特別展「サンリオ展 -ニッポンのカワイイ文化60年史-」

これまでに多くの人気キャラクターを生み出してきたサンリオ。ハローキティをはじめ、これまで世に送り出されたキャラクター数は450 以上を数えます。本展は、60 年を超えるサンリオの歴史をたどりながら、グッズやデザイン画など貴重な資料が一堂に会する、本県では初開催となる大規模な展覧会です。時代を超えて愛され続けるキャラクターの魅力を深掘りし、今や世界の共通語ともなった「カワイイ」文化を読み解いていきます。

企画展「旅にまつわる絵とせとら」

江戸時代の名所絵や絵双六をはじめ、風光明媚な景勝地を描いた風景画など、現代にいたるまでの旅にまつわる多彩な絵画およそ 200 点を展示。200 年以上前に刊行された旅のガイドブックや、近代以降の画家たちが装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”にも注目し、普段の作品鑑賞ではなかなか知りえない旅事情の今昔を紹介します。

ワークショップ「東海村アート2025~駅から世界へ届けよう~」完成壁画一般公開

東海村の小学生がキットパス、水彩絵具を用いて描いた、高さ2.4m幅30mの壁画。2023年から継続している共同制作3部作の完成作品となり、ギャラリー内を埋め尽くす迫力ある空間となります。
東海村所蔵作品である、茨城県の美術界を代表する洋画家・稲村退三さんの「鳥獣戯画」を併せて展示しますので、ぜひご鑑賞ください。

板谷波山展

筑西市出身で、陶芸家として初の文化勲章を受章した板谷波山(1872-1963)の作品を紹介します。美しい作品の数々をぜひご覧ください。

企画展「 再興第109回院展 茨城五浦展 」

岡倉天心が創立し、横山大観らが再興した日本美術院による「院展」が日本美術
院ゆかりの地・茨城県北茨城市の五浦で開催されます。再興第109回院展の全国
巡回の最後を飾る茨城五浦展では、日本画壇の第一線で活躍する同人の作品をは
じめ日本美術院賞、奨励賞、さらに第30回天心記念茨城賞の受賞者を含む茨城ゆ
かりの作家等の作品、あわせて60点を紹介します 。

この先にあるもの 五味謙二展

多様なジャンルの茨城県ゆかりの作家を紹介する郷土作家展シリーズ。第293回となる今回は、ざらざらした質感で丸みを帯びた形をもつパーツを組み合わせて、有機的な作品を制作している笠間市在住の陶芸家・五味謙二の作品を紹介します。2019年に日本陶芸展で大賞・桂宮賜杯を受賞して以来、全国で活躍している五味の作品を、新作を含めてご覧いただけます。

★アーティストトーク 2025年7月12日(土) 14:00~ ※事前予約不要

企画展「日本の洋画130年 珠玉の名品たち」

明治維新前夜の大きな時代のうねりの中、日本の美術界にも激動の時代が訪れます。初めて見る西洋画の迫真性に魅せられた高橋由一は日本近代洋画の道を開き、渡欧して西洋画を学んだ五姓田義松や黒田清輝、藤島武二らがその礎を築いていきます。自由主義的な気運が高まった大正期には萬鉄五郎や岸田劉生らが独創的な作品を制作、またフランスで前衛的な美術に触れ帰国した梅原龍三郎らは、日本的油彩画の確立を目指しました。
本展では、笠間日動美術館館長・副館長の作品にまつわる思い出とともに、江戸末から昭和まで、およそ130年にわたる日本の洋画史を所蔵品でたどります。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(洋画・彫刻)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(書・写真・デザイン)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(日本画・洋画・工芸美術)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

茨城県陶芸美術館 コレクション展・新収蔵品展

茨城県陶芸美術館では、令和6年度に36作家(団体含む)による100件の作品を新たに収蔵しました。
「鉄釉陶器」の重要無形文化財保持者である原清の鉄釉馬文大壷をはじめ、岐阜県の美濃一帯で活動する、堀俊郎、安藤千都勢、安藤工、林友加や新里明士らの多種多様な作品も含みます。また、和田的の初期から近年までの変遷が一望できる作品群や、澤谷由子のイッチンによる繊細な文様の表現、アメリカの作家アダム・シルヴァーマンの個性が際立つ焼締などをご覧いただけます。茨城の作家では、小堤晶子の動物がモチーフの個性的な茶道具の他、戦前に活躍し、笠間の個人作家の先駆けとなった塙彰堂の多様な作品も収蔵しました。陶芸以外でも浅野榮一による緻密な江戸小紋の縞染め作品は、茨城の工芸作家の層の厚さを物語るものです。
これらの多彩な作品からなる新収蔵品展をお楽しみください。