テーマ展「田崎太郎展 神獣と飛行機械のファンタジー」
笠間市を拠点に活動し、表情豊かないきものなど独自の造形表現が魅力の陶芸作家・田崎太郎(1970-)の作品展です。猫神さまなどの神獣から、空を夢見るペンギン博士の飛行機械まで、新作を含む40点を超える作品を通して、その独自の造形と物語の軌跡をたどります。
笠間市を拠点に活動し、表情豊かないきものなど独自の造形表現が魅力の陶芸作家・田崎太郎(1970-)の作品展です。猫神さまなどの神獣から、空を夢見るペンギン博士の飛行機械まで、新作を含む40点を超える作品を通して、その独自の造形と物語の軌跡をたどります。
現在約 300 の作家や窯元が活動し、国内外で広く活躍する作家も拠点を置く陶芸作家の町・笠間。複数の作家の紹介を通して、多様な表現が生まれ、現代日本のやきもの文化を広く発信する笠間という窯業地の特色、見どころをご紹介します。
講師:名村実和子(茨城県陶芸美術館副主任学芸員)
「近現代日本陶芸の展開」を茨城県陶芸美術館のコレクションを通して紹介しています。
今回のコレクション展II・IIIでは、「磁器の100年」をテーマに、うつわからオブジェまで様々な作品を通して磁器作品の奥深さをお楽しみください。
また、茨城県の作家については、文化勲章受章者の板谷波山や「練上手」の重要無形文化財保持者(人間国宝)の松井康成をはじめ、現在、笠間や県内を拠点に活動する作家も含めて幅広く紹介します。
花に惹かれ花をテーマに描き続けてきたひたちなか市在住の日本画家・鎌田理絵(茨城県美術展覧会委員)は、近年ふわふわと漂うクラゲや魚群のモチーフに花を組み合わせて、浮遊するイメージを精巧に描いています。
本展では会期を2 期にわけ、前期は花の作品を、後期は海の生き物をモチーフに取り入れた作品を展示します。
2024年12月に開催された「第67回東京国際ギターコンクール」(公益財団法人日本ギター連盟主催)の優勝記念2025年日本ツアーでの茨城・ギター文化館公演となります。
スペイン・バレンシア出身のギタリスト、アウシアス・パレホ(2006年生まれ)の豊かな音楽性と成熟した表現力を併せもつ演奏をぜひお聴きください。
50年以上、世界中の子どもたちに愛されてきた名作が、水戸芸術館ACM劇場のファミリーシアターとして舞台になりました。二人の少年が、知恵と勇気で大どろぼうをつかまえる笑いとスリルがいっぱいの物語を、ご家族でお楽しみください。
【原作】『大どろぼうホッツェンプロッツ』(偕成社刊)
作:オトフリート・プロイスラー 訳:中村浩三
【出演】水野直、大内真智、草彅智文
塩谷亮、小林祐介、ヤマグチリオ
建築家・磯崎新(1931-2022)の没後、国内初となる大規模回顧展。水戸芸術館の設計者でもある磯崎は、20世紀を代表する最も創造的で先駆的な建築家として知られ、2019年に建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞しました。
本展では、「都市」「建築」「建築物」「フラックス・ストラクチャー」「テンタティブ・フォーム」「建築外(美術)」をキーワードに、建築模型、図面、スケッチ、インスタレーション、映像、版画、水彩画などの様々なメディアを通じて、磯崎の軌跡を辿るとともに、自身が設計した水戸芸術館を舞台に、建築の枠を超えた磯崎の活動を紹介します。
白みがかった柔らかな色調の「パステルカラー」。本展は、近代から現代の画家たちによって描かれたパステルカラーの映える日本画・水彩画・油彩画を集めた展覧会です。それぞれ異なる画材により描き出される、パステルカラーの表現をお楽しみください。
巨匠の名を冠する権威あるピアノの祭典・チャイコフスキー国際コンクールで第3位(2015年)に輝いた実力をもつ、サハリン生まれのダニエル・ハリトーノフ(1998-)。若々しく誠実な音色が魅せるピアノ名曲の数々をご堪能ください。
【プログラム】
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」嬰ハ短調作品 Op.27-2
C.ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L.75より第3曲「月の光」
F.リスト:パガニーニによる大練習曲集 S.141「ラ・カンパネラ」ほか全曲
P.パプスト:チャイコフスキー・バレエ「眠れる森の美女」による演奏会用パラフレーズ
A.ボロディン:ダッタン人の踊り(オペラ「イーゴリ公」より) ほか
※プログラムの内容は、都合により変更となる場合がございます
茨城にゆかりのある昭和の大衆文学作家・群司次郎正(ぐんじじろまさ/1905-1973)。代表作「侍ニッポン」は坂東妻三郎や三船敏郎らが主演し何度も映画化されたほか、ドラマや舞台にもなりました。群司次郎正の生誕120年にあたり、作品の魅力や後世に与えた影響について紹介します。
新作落語の首領・三遊亭白鳥、今昔未来噺を操る爆笑マイスター・林家彦いち、古典落語の伝承頭・桃月庵白酒による高座。三人の話術をご堪能ください。
子どもの頃から拾って遊び、童謡にも歌われる、身近な木の実どんぐり。その形や大きさは種によってさまざまで、発芽し育つと大きな木となり、豊かな生態系を支えます。かつては、私たち人間の食べものや燃料などの生活の糧となっていました。本企画展では、そんな多面的などんぐりを、5つのストーリーとともに紹介します。
全国には、落語家が1,000人いると言われています。
前座・二つ目はもとより、真打であっても大御所やテレビに出演しているような落語家は別格として、皆に毎日出番があるわけではありません。
今回「水戸みやぎん寄席」が県内7か所を巡り、これから活躍する若手の噺家や県内出身者たちを紹介します。
長渕剛は1996年から詩画活動を開始し、心の奥にある風景や叫びを表現した作品を次々に描き注目されています。12年ぶりの開催となる本展では、大作《鯉のぼり》をはじめ、初期から最新作の《希望》まで、作品約50点 を展示します。「ロックに生きる」を地で行く長渕の魂が込められた詩画の数々を是非ご覧ください。
地域に伝わる伝統文化を受け継ぐ子どもたちが、日頃の練習成果を発表するフェスティバルを水戸市および土浦市内の2会場で開催します。
演目は、和楽器や日本舞踊、お囃子など幅広い分野にわたります。
ぜひお越しのうえ、大人顔負けの発表をお楽しみください!
1メートル62センチ。人の背丈ほどあるこのサイズは、100号キャンバスの一辺の長さにあたります。100号というキャンバスサイズは、多くの公募展において出品可能な最大サイズとなっており、制作までに構想が練られ、作家ごとの世界観や技術がキャンバスの中に表現されています。
本展では、森田茂による気迫に満ちた200号の最大作「黒川能(石橋)」や、柳田昭による幅約13メートルにもなる組作品「饗宴」など、しもだて美術館所蔵コレクションの中から大作絵画を一堂に展示し、作品の魅力を紹介します。
子育て支援策、仕事と育児の両立、お産の場所選び、お祝い事に育児グッズ…。現代においても考えることがつきない、出産と育児のあれこれに人々はどう向き合ってきたのでしょうか。江戸時代から現代までの、出産と育児にまつわる社会と習俗の変化を、資料を通じてあれこれ探っていきます。
絵本をはじめ、装丁デザインや文筆の仕事でも豊かな才能を発揮した、画家・安野光雅(1926-2020)。本展では、終戦直後の一時期に小学校の教師を務めた、“安野先生”の作品約150点を、学校の授業科目に見立てた章構成で紹介します。細部まで描き込まれた美しい原画の数々にご注目ください。
シリーズ企画「THE HEADLINERS」の第2弾。茨城県陶芸美術館ならではの多角的な視点で選び抜いた16名の作家を紹介します。それぞれの感性で陶芸に挑戦する新しい表現が響き合い、陶芸の今を映し出します。輝く“超新星”たちの競演を、ぜひご覧ください。
茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。
昨年度好評を博した音楽講座を今年度も開講します。昭和音楽大学の現役の教授・講師陣による「講義」と、確かな実力を誇り各種公演で活躍中の奏者による「生演奏」でお贈りします。
【第1回】 2025年5月25日(日)
「持ち声を活かす発声講座~かけがえのない“個”が輝くために~」
講師・演奏:上杉清仁(昭和音楽大学講師/カウンターテナー)
演奏:深海侑希(昭和音楽大学伴奏研究員)
【第2回】 2025年8月31日(日)
「“知っているようで知らない”ショパンの魅力」
講師・演奏:川染雅嗣(昭和音楽大学客員教授/ピアノ)
共演:田中浩介(チェロ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)
【第3回】 2025年12月14日(日)
「音楽で心と脳を活性化!~認知症・介護予防のための音楽療法ワークショップ~」
講師:伊志嶺理沙(昭和音楽大学講師)
演奏:黄木透(テノール/藤原歌劇団団員・日本オペラ協会会員)
辻喜久栄(ピアノ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)
【第4回】 2026年2月8日(日)
「古楽器と現代楽器の聴き比べ-J.S.バッハ バロック時代の無伴奏チェロ-」
講師・演奏:島根朋史(昭和音楽大学講師/チェロ)
【第5回】 2026年3月29日(日)
「シュトラウス2世のウインナー・ワルツの数々の名作を」
講師:米田かおり(昭和音楽大学講師/音楽学)
演奏:調整中