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水戸芸術館専属楽団「カルテット AT 水戸 第3回演奏会」

緻密なアンサブルに裏打ちされた表現力豊かな演奏はもちろんのこと、メンバーによる親しみやすいトークも好評な水戸芸術館専属楽団の「カルテット AT 水戸」。今回は、弦楽四重奏曲の王道と呼べるハイドンやベートーヴェンの傑作をお楽しみください。

【曲目】

ハイドン:弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 作品33の2〈冗談〉
アウエルバッハ:弦楽四重奏曲 第3番〈セテラ・デサント〉
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59の1〈ラズモフスキー 第1番〉

特別展「サンリオ展 -ニッポンのカワイイ文化60年史-」

これまでに多くの人気キャラクターを生み出してきたサンリオ。ハローキティをはじめ、これまで世に送り出されたキャラクター数は450 以上を数えます。本展は、60 年を超えるサンリオの歴史をたどりながら、グッズやデザイン画など貴重な資料が一堂に会する、本県では初開催となる大規模な展覧会です。時代を超えて愛され続けるキャラクターの魅力を深掘りし、今や世界の共通語ともなった「カワイイ」文化を読み解いていきます。

企画展「旅にまつわる絵とせとら」

江戸時代の名所絵や絵双六をはじめ、風光明媚な景勝地を描いた風景画など、現代にいたるまでの旅にまつわる多彩な絵画およそ 200 点を展示。200 年以上前に刊行された旅のガイドブックや、近代以降の画家たちが装丁を手掛けた旅行雑誌といった旅の“エトセトラ”にも注目し、普段の作品鑑賞ではなかなか知りえない旅事情の今昔を紹介します。

ワークショップ「東海村アート2025~駅から世界へ届けよう~」完成壁画一般公開

東海村の小学生がキットパス、水彩絵具を用いて描いた、高さ2.4m幅30mの壁画。2023年から継続している共同制作3部作の完成作品となり、ギャラリー内を埋め尽くす迫力ある空間となります。
東海村所蔵作品である、茨城県の美術界を代表する洋画家・稲村退三さんの「鳥獣戯画」を併せて展示しますので、ぜひご鑑賞ください。

[演劇]深作組+水戸芸術館 プロデュース公演『フェードラ ―炎の中で―』

2021年よりドイツ戯曲を立て続けに8作品を上演してきた深作組が、〈ドイツ・ヒロイン三部作〉完結篇として、日本初演となるドイツ演劇最新作を上演します。炎の家族劇を、水戸芸術館ACM劇場の特設能舞台でご覧ください。

ニノ・ハラティシュヴィリ

翻訳・ドラマトゥルク

大川珠季

演出

深作健太

音楽・演奏

西川裕一

出演

フェードラ  堀井美香
アカマース  市川蒼
デモフォーン   白又敦
ペルセア     佐竹桃華
パノペウス    宮地大介
テーセウス  加藤頼

板谷波山展

筑西市出身で、陶芸家として初の文化勲章を受章した板谷波山(1872-1963)の作品を紹介します。美しい作品の数々をぜひご覧ください。

[演劇]ゆうくんとマットさんの「かいじんハテナ?」特別公演

こどもたちに大人気のゆうくんとマットさん舞台シリーズの特別公演。
ヘンテコで自分勝手でワガママな怪人と‟ボク”の物語を、チェコを拠点に世界で活躍する人形劇師・沢則行さんとのコラボレーションでお贈りします。こどもも大人もワクワク楽しいひとときを過ごしませんか。

【原作】舟崎克彦『かいじんハテナ?』(小学館)
【脚本・構成・演出】Ukm3
【人形デザイン・製作・操作指導】沢則行
【出演】ゆうくんとマットさん(小林祐介・大内真智)、堀口理恵

第4回土曜講座「再興院展110年の歴史」

岡倉天心の遺志を継いで、大正 3 年 (1914) に横山大観らによって再興された日本美術院は、今年で 110 年を迎えます。本講座では院展のあゆみを振り返りながら、その歴史から現代の院展の見どころまでをご紹介します。

講師:永宮勤士(茨城県天心記念五浦美術館主任学芸員)

企画展「 再興第109回院展 茨城五浦展 」

岡倉天心が創立し、横山大観らが再興した日本美術院による「院展」が日本美術
院ゆかりの地・茨城県北茨城市の五浦で開催されます。再興第109回院展の全国
巡回の最後を飾る茨城五浦展では、日本画壇の第一線で活躍する同人の作品をは
じめ日本美術院賞、奨励賞、さらに第30回天心記念茨城賞の受賞者を含む茨城ゆ
かりの作家等の作品、あわせて60点を紹介します 。

この先にあるもの 五味謙二展

多様なジャンルの茨城県ゆかりの作家を紹介する郷土作家展シリーズ。第293回となる今回は、ざらざらした質感で丸みを帯びた形をもつパーツを組み合わせて、有機的な作品を制作している笠間市在住の陶芸家・五味謙二の作品を紹介します。2019年に日本陶芸展で大賞・桂宮賜杯を受賞して以来、全国で活躍している五味の作品を、新作を含めてご覧いただけます。

★アーティストトーク 2025年7月12日(土) 14:00~ ※事前予約不要

企画展「日本の洋画130年 珠玉の名品たち」

明治維新前夜の大きな時代のうねりの中、日本の美術界にも激動の時代が訪れます。初めて見る西洋画の迫真性に魅せられた高橋由一は日本近代洋画の道を開き、渡欧して西洋画を学んだ五姓田義松や黒田清輝、藤島武二らがその礎を築いていきます。自由主義的な気運が高まった大正期には萬鉄五郎や岸田劉生らが独創的な作品を制作、またフランスで前衛的な美術に触れ帰国した梅原龍三郎らは、日本的油彩画の確立を目指しました。
本展では、笠間日動美術館館長・副館長の作品にまつわる思い出とともに、江戸末から昭和まで、およそ130年にわたる日本の洋画史を所蔵品でたどります。

レオナルド・ブラーボ ギターリサイタル

豊かな音楽性と美音で多くの聴衆を魅了するアルゼンチン生まれの名手、レオナルド・ブラーボのリサイタル。ラテンアメリカのクラシック、ポピュラーの名曲をお楽しみいただけます。

春風亭一之輔 独演会

年間約900席もの高座に上がりながらテレビ、ラジオ、書籍など多方面で活躍中の人気噺家・春風亭一之輔の独演会。巧みな話術をたっぷりとお楽しみください。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(洋画・彫刻)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(書・写真・デザイン)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

音楽の絵本 チェンバーオーケストラ 親子のためのクラシックコンサート

このコンサートは、クラシック音楽における絵本のような役割ができればと2000年に誕生しました。クラシックの名曲から映画音楽に童謡まで、動物たちが奏でる多彩な音楽の世界をお楽しみください。

【出演者】 ズーラシアンブラス
【曲目】
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(作曲:モーツアルト)
踊り明かそう(フレデリック・ ロウ&アンドレ・プレヴィン/編曲:石川亮太)
大聖堂の狸囃子(作曲:ヘンデル・中山晋平/編曲:高橋宏樹)
迷子の子猫クラリネット踏んじゃった(作曲:大中恩・フランス/編曲:石川亮太)
闘牛士のマンボ(作曲:モンテルデ)
おおスザンナ(作曲:フォスター/編曲:石川亮太) ほか
※曲目は変更になる場合があります

令和7年度茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」(日本画・洋画・工芸美術)

茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。

【学び100年講座】昭和音楽大学と連携する教養講座 2025-2026<全5回>

昨年度好評を博した音楽講座を今年度も開講します。昭和音楽大学の現役の教授・講師陣による「講義」と、確かな実力を誇り各種公演で活躍中の奏者による「生演奏」でお贈りします。

【第1回】 2025年5月25日(日)
 「持ち声を活かす発声講座~かけがえのない“個”が輝くために~」
 講師・演奏:上杉清仁(昭和音楽大学講師/カウンターテナー)
 演奏:深海侑希(昭和音楽大学伴奏研究員)

【第2回】 2025年8月31日(日)
 「“知っているようで知らない”ショパンの魅力」
 講師・演奏:川染雅嗣(昭和音楽大学客員教授/ピアノ)
 共演:田中浩介(チェロ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)

【第3回】 2025年12月14日(日)
 「音楽で心と脳を活性化!~認知症・介護予防のための音楽療法ワークショップ~」
 講師:伊志嶺理沙(昭和音楽大学講師)
 演奏:黄木透(テノール/藤原歌劇団団員・日本オペラ協会会員)
辻喜久栄(ピアノ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)

【第4回】 2026年2月8日(日)
 「古楽器と現代楽器の聴き比べ-J.S.バッハ バロック時代の無伴奏チェロ-」
講師・演奏:島根朋史(昭和音楽大学講師/チェロ)

【第5回】 2026年3月29日(日)
 「シュトラウス2世のウインナー・ワルツの数々の名作を」
 講師:米田かおり(昭和音楽大学講師/音楽学)
 演奏:調整中

茨城県陶芸美術館 コレクション展・新収蔵品展

茨城県陶芸美術館では、令和6年度に36作家(団体含む)による100件の作品を新たに収蔵しました。
「鉄釉陶器」の重要無形文化財保持者である原清の鉄釉馬文大壷をはじめ、岐阜県の美濃一帯で活動する、堀俊郎、安藤千都勢、安藤工、林友加や新里明士らの多種多様な作品も含みます。また、和田的の初期から近年までの変遷が一望できる作品群や、澤谷由子のイッチンによる繊細な文様の表現、アメリカの作家アダム・シルヴァーマンの個性が際立つ焼締などをご覧いただけます。茨城の作家では、小堤晶子の動物がモチーフの個性的な茶道具の他、戦前に活躍し、笠間の個人作家の先駆けとなった塙彰堂の多様な作品も収蔵しました。陶芸以外でも浅野榮一による緻密な江戸小紋の縞染め作品は、茨城の工芸作家の層の厚さを物語るものです。
これらの多彩な作品からなる新収蔵品展をお楽しみください。