アウシアス・パレホ ギターリサイタル
2024年12月に開催された「第67回東京国際ギターコンクール」(公益財団法人日本ギター連盟主催)の優勝記念2025年日本ツアーでの茨城・ギター文化館公演となります。
スペイン・バレンシア出身のギタリスト、アウシアス・パレホ(2006年生まれ)の豊かな音楽性と成熟した表現力を併せもつ演奏をぜひお聴きください。
2024年12月に開催された「第67回東京国際ギターコンクール」(公益財団法人日本ギター連盟主催)の優勝記念2025年日本ツアーでの茨城・ギター文化館公演となります。
スペイン・バレンシア出身のギタリスト、アウシアス・パレホ(2006年生まれ)の豊かな音楽性と成熟した表現力を併せもつ演奏をぜひお聴きください。
50年以上、世界中の子どもたちに愛されてきた名作が、水戸芸術館ACM劇場のファミリーシアターとして舞台になりました。二人の少年が、知恵と勇気で大どろぼうをつかまえる笑いとスリルがいっぱいの物語を、ご家族でお楽しみください。
【原作】『大どろぼうホッツェンプロッツ』(偕成社刊)
作:オトフリート・プロイスラー 訳:中村浩三
【出演】水野直、大内真智、草彅智文
塩谷亮、小林祐介、ヤマグチリオ
建築家・磯崎新(1931-2022)の没後、国内初となる大規模回顧展。水戸芸術館の設計者でもある磯崎は、20世紀を代表する最も創造的で先駆的な建築家として知られ、2019年に建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞しました。
本展では、「都市」「建築」「建築物」「フラックス・ストラクチャー」「テンタティブ・フォーム」「建築外(美術)」をキーワードに、建築模型、図面、スケッチ、インスタレーション、映像、版画、水彩画などの様々なメディアを通じて、磯崎の軌跡を辿るとともに、自身が設計した水戸芸術館を舞台に、建築の枠を超えた磯崎の活動を紹介します。
茨城県笠間は関東有数のやきものの産地として活況を見せています。その歴史について、多くの窯元が誕生した江戸時代から、笠間焼の名称が誕生した明治時代、陶芸作家の活動が盛んとなる大正、昭和期までを通して紹介します。
講師:飯田将吾(茨城県陶芸美術館主任学芸員)
白みがかった柔らかな色調の「パステルカラー」。本展は、近代から現代の画家たちによって描かれたパステルカラーの映える日本画・水彩画・油彩画を集めた展覧会です。それぞれ異なる画材により描き出される、パステルカラーの表現をお楽しみください。
巨匠の名を冠する権威あるピアノの祭典・チャイコフスキー国際コンクールで第3位(2015年)に輝いた実力をもつ、サハリン生まれのダニエル・ハリトーノフ(1998-)。若々しく誠実な音色が魅せるピアノ名曲の数々をご堪能ください。
【プログラム】
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」嬰ハ短調作品 Op.27-2
C.ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L.75より第3曲「月の光」
F.リスト:パガニーニによる大練習曲集 S.141「ラ・カンパネラ」ほか全曲
P.パプスト:チャイコフスキー・バレエ「眠れる森の美女」による演奏会用パラフレーズ
A.ボロディン:ダッタン人の踊り(オペラ「イーゴリ公」より) ほか
※プログラムの内容は、都合により変更となる場合がございます
茨城にゆかりのある昭和の大衆文学作家・群司次郎正(ぐんじじろまさ/1905-1973)。代表作「侍ニッポン」は坂東妻三郎や三船敏郎らが主演し何度も映画化されたほか、ドラマや舞台にもなりました。群司次郎正の生誕120年にあたり、作品の魅力や後世に与えた影響について紹介します。
新作落語の首領・三遊亭白鳥、今昔未来噺を操る爆笑マイスター・林家彦いち、古典落語の伝承頭・桃月庵白酒による高座。三人の話術をご堪能ください。
2025年6月28日(土)に行われたオーディションに合格した8組の音楽家が集結します。茨城ゆかりの注目の名手・名歌手たちの演奏をお楽しみください。
【司会】宮本文昭(音楽家、オーディション審査委員)
子どもの頃から拾って遊び、童謡にも歌われる、身近な木の実どんぐり。その形や大きさは種によってさまざまで、発芽し育つと大きな木となり、豊かな生態系を支えます。かつては、私たち人間の食べものや燃料などの生活の糧となっていました。本企画展では、そんな多面的などんぐりを、5つのストーリーとともに紹介します。
全国には、落語家が1,000人いると言われています。
前座・二つ目はもとより、真打であっても大御所やテレビに出演しているような落語家は別格として、皆に毎日出番があるわけではありません。
今回「水戸みやぎん寄席」が県内7か所を巡り、これから活躍する若手の噺家や県内出身者たちを紹介します。
長渕剛は1996年から詩画活動を開始し、心の奥にある風景や叫びを表現した作品を次々に描き注目されています。12年ぶりの開催となる本展では、大作《鯉のぼり》をはじめ、初期から最新作の《希望》まで、作品約50点 を展示します。「ロックに生きる」を地で行く長渕の魂が込められた詩画の数々を是非ご覧ください。
レナード・バーンスタイン、小澤征爾に師事し、毎年ヨーロッパの一流オーケストラへの客演を重ね、今最も注目されている指揮者・佐渡裕。自身が首席指揮者を務めるシエナ・ウインド・オーケストラと、大迫力かつ繊細なブラス・サウンドをお届けします。
「儒教の美術」と聞くと、古くて堅苦しい印象を持つかも知れません。近代以降、儒教は古い価値観として否定されることもありました。しかし、儒教に基づき親孝行や礼儀が描かれた絵には、「どう生きるべきか」を真剣に考えた人々の思いが刻み込まれています。そうした美術を通して、東アジアで共有されてきた道徳のかたちを読み解きます。
【講師】水野裕史(筑波大学芸術系准教授)
地域に伝わる伝統文化を受け継ぐ子どもたちが、日頃の練習成果を発表するフェスティバルを水戸市および土浦市内の2会場で開催します。
演目は、和楽器や日本舞踊、お囃子など幅広い分野にわたります。
ぜひお越しのうえ、大人顔負けの発表をお楽しみください!
1メートル62センチ。人の背丈ほどあるこのサイズは、100号キャンバスの一辺の長さにあたります。100号というキャンバスサイズは、多くの公募展において出品可能な最大サイズとなっており、制作までに構想が練られ、作家ごとの世界観や技術がキャンバスの中に表現されています。
本展では、森田茂による気迫に満ちた200号の最大作「黒川能(石橋)」や、柳田昭による幅約13メートルにもなる組作品「饗宴」など、しもだて美術館所蔵コレクションの中から大作絵画を一堂に展示し、作品の魅力を紹介します。
明治から昭和にかけての著名な実業家である原三溪(はらさんけい/1868~1939)、松永耳庵(まつながじあん/1875~1971)、益田鈍翁(ますだどんのう/1848~1938)は、近代の日本経済を牽引した存在です。貴重な美術品や茶道具の蒐集家としても知られる一方、自らも書画を嗜んでいました。稀代の数寄者3名の貴重な書画作品49点(前期25点、後期24点)を通して、その美意識に迫ります。
子育て支援策、仕事と育児の両立、お産の場所選び、お祝い事に育児グッズ…。現代においても考えることがつきない、出産と育児のあれこれに人々はどう向き合ってきたのでしょうか。江戸時代から現代までの、出産と育児にまつわる社会と習俗の変化を、資料を通じてあれこれ探っていきます。
絵本をはじめ、装丁デザインや文筆の仕事でも豊かな才能を発揮した、画家・安野光雅(1926-2020)。本展では、終戦直後の一時期に小学校の教師を務めた、“安野先生”の作品約150点を、学校の授業科目に見立てた章構成で紹介します。細部まで描き込まれた美しい原画の数々にご注目ください。
シリーズ企画「THE HEADLINERS」の第2弾。茨城県陶芸美術館ならではの多角的な視点で選び抜いた16名の作家を紹介します。それぞれの感性で陶芸に挑戦する新しい表現が響き合い、陶芸の今を映し出します。輝く“超新星”たちの競演を、ぜひご覧ください。
茨城県では、茨城県美術展覧会(会長:能島征二)と協力し、茨城県移動展覧会「茨城の美術セレクション」を主催しています。
県民の皆様が身近な美術館で芸術を鑑賞できる機会を提供するために、平成28年度より始まったこの移動展覧会は、今年度で10回目を迎えます。
茨城県を代表する芸術家の力作をぜひご覧ください。
昨年度好評を博した音楽講座を今年度も開講します。昭和音楽大学の現役の教授・講師陣による「講義」と、確かな実力を誇り各種公演で活躍中の奏者による「生演奏」でお贈りします。
【第1回】 2025年5月25日(日)
「持ち声を活かす発声講座~かけがえのない“個”が輝くために~」
講師・演奏:上杉清仁(昭和音楽大学講師/カウンターテナー)
演奏:深海侑希(昭和音楽大学伴奏研究員)
【第2回】 2025年8月31日(日)
「“知っているようで知らない”ショパンの魅力」
講師・演奏:川染雅嗣(昭和音楽大学客員教授/ピアノ)
共演:田中浩介(チェロ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)
【第3回】 2025年12月14日(日)
「音楽で心と脳を活性化!~認知症・介護予防のための音楽療法ワークショップ~」
講師:伊志嶺理沙(昭和音楽大学講師)
演奏:黄木透(テノール/藤原歌劇団団員・日本オペラ協会会員)
辻喜久栄(ピアノ/昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師)
【第4回】 2026年2月8日(日)
「古楽器と現代楽器の聴き比べ-J.S.バッハ バロック時代の無伴奏チェロ-」
講師・演奏:島根朋史(昭和音楽大学講師/チェロ)
【第5回】 2026年3月29日(日)
「シュトラウス2世のウインナー・ワルツの数々の名作を」
講師:米田かおり(昭和音楽大学講師/音楽学)
演奏:調整中
茨城県陶芸美術館では、令和6年度に36作家(団体含む)による100件の作品を新たに収蔵しました。
「鉄釉陶器」の重要無形文化財保持者である原清の鉄釉馬文大壷をはじめ、岐阜県の美濃一帯で活動する、堀俊郎、安藤千都勢、安藤工、林友加や新里明士らの多種多様な作品も含みます。また、和田的の初期から近年までの変遷が一望できる作品群や、澤谷由子のイッチンによる繊細な文様の表現、アメリカの作家アダム・シルヴァーマンの個性が際立つ焼締などをご覧いただけます。茨城の作家では、小堤晶子の動物がモチーフの個性的な茶道具の他、戦前に活躍し、笠間の個人作家の先駆けとなった塙彰堂の多様な作品も収蔵しました。陶芸以外でも浅野榮一による緻密な江戸小紋の縞染め作品は、茨城の工芸作家の層の厚さを物語るものです。
これらの多彩な作品からなる新収蔵品展をお楽しみください。