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企画展「岩合光昭写真展 ねこづくし」

世界各地を巡る動物写真家として知られている岩合光昭(1950年 東京生れ)。大自然を生き抜く動物たちの美しく精悍な姿の表現により、国内外で高い評価を得る一方、身近な猫たちの姿をとらえた愛くるしい写真作品は、観る人に心の安らぎをもたらします。本展では、人々の暮らしとともに生きる猫たちの日常をご覧いただきます。

第1回土曜講座「いばらき・やきもの・エトセトラ」

茨城最大の陶器市である陶炎祭(ひまつり)の開催を直前に控えたこの時期に、茨城県陶芸美術館のコレクションを中心として、現代陶芸の見方、楽しみ方についてお伝えします。

講師: 飯田 将吾(茨城県陶芸美術館主任学芸員)

第89回企画展「恐竜vs哺乳類-化石から読み解く進化の物語-」

地球では、生命が誕生して以来、生きものたちの繁栄と絶滅が繰り返されてきました。今回は、恐竜と哺乳類にスポットライトを当て、化石から解き明かされる進化の歴史をたどります。両者の特徴を比べたり、古生物研究の“今”も紹介したりします。
ワクワクと驚きの進化の物語をお楽しみください!

須藤玲子:NUNOの布づくり

テキスタイルデザイナー須藤玲子(茨城県石岡市生まれ)と、須藤が率いるテキスタイルデザイン・スタジオ「NUNO」の活動を紹介します。本展では、日本各地の職人、工場との協働作業や、素材の可能性を広げるその取り組みについて、普段は見ることのできない布づくりの舞台裏を豊富な資料やマルチメディア・インスタレーションで展観します。NUNOの活動を包括的に伝える展示内容に加え、水戸芸術館の空間を活かした大型インスタレーションを展開し、見る人の楽しい気持ちや好奇心をくすぐる、テキスタイルのもつ多彩な可能性に注目します。

英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり

花や薬草など植物を緻密に描いて記録する植物画、ボタニカル・アート。本展では22万点に及ぶボタニカル・アートのコレクションを誇るイギリス王室ゆかりのキュー王立植物園の協力のもと、野菜や果物、茶、コーヒー、ハーブ、スパイスといった食用の植物を描いたボタニカル・アートを紹介します。
そして、ティー・セットや家具、古いレシピなども展示し、イギリスの歴史や食文化を植物にまつわる様々な“ものがたり”とともにひもときます。

企画展「水底(みなぞこ)に群れ、水面(みなも)に集う」

本展覧会は、魚、水鳥、水棲生物などをテーマとした展覧会です。茨城県近代美術館の所蔵作品を中心に、横山大観や木村武山など五浦の作家をはじめ、河童など自然の中に住む精霊たちを描いた小川芋銭(うせん)、霞ケ浦とそこに育まれる生命を描き続けた小林巣居人(そうきょじん)・恒岳(こうがく)などによる日本画を展示します。
また、現在活躍中の作家、木下千春と松岡歩の初公開を含む新作・近作を紹介いたします。

企画展「グラスアート・ライジング 藤田喬平、リトルトン、リベンスキーと世界の作家」

1960年代以降、ガラスの作品制作は大きく変化し、素材の可能性を追求する世界各国の作家によって、多様な表現が生み出されました。ガラスの造形表現の黎明期ともいえるこの時代を牽引した、世界の作家23名の作品を、茨城県に拠点を置く関彰商事株式会社の貴重なガラスコレクションから一挙公開します。