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村松虚空蔵尊:流れついた霊木 2

ムラマツ コクゾウソン ナガレツイタ レイボク

語り物

神秘的なおはなし

原文

 お祖父さん、お祖母さんから聞いただけだからね。何の木だったか、もみ ※1の木とかなんとかいったな。そう、何か大きな木だったね。何か沖合の方で光っていた気が村松海岸で打ち上がった。一本の木にも、元の方とうらの方とはあるでしょうよ。それを三つに切って、その元の方でもって虚空蔵さんの仏体を作って、中さがとこで作ったのが福島の方にいって、一ばん最後のうらでもって作ったのが伊勢に行きました

 

市町村 東海村
原文著者 東海村教育委員会編集
原文著者(ヨミ) トウカイムラ キョウイク イインカイ
媒体 図書
収録資料名 東海村のむかし話と伝説 付・わらべ唄
収録資料名(ヨミ) トウカイムラ ノ ムカシバナシ ト デンセツ フ ワラベウタ
民話ページ P130 〜 P130
収録資料出版社 東海村教育委員会
収録資料出版年月日 1981.3.31
言語 日本語
方言 方言
備考 話者:須藤民夫(真崎)

編集者註
※1:原文においては、きへんに「従」の異体字を使用。

このおはなしが伝えられた地域