〈文化イベント情報〉第46回日画展・第69回茨展 に行ってきました
県民文化センターの2階 一般展示室と県民ギャラリーで「第46回日画展」と「第69回茨展」が開催されています。
第46回日画展
日画展を主催する日画会さんは、昭和44年(1969年)日展系日本画の茨城県内の作家を育成することを目的として結成されたそうです。
菅谷正道会長の作品「里川」は水辺の風景を描いたものでした。会長にお話を聞くと、水がある風景を描くのがお好きとのことで、ほかにも水辺を描いた作品が展示されています。

宮本覚次郎さんの作品「夕照」は夕日の色がきれいな作品です。作品を描くときは「時間、季節感」を大事にしているとのことでした。

第69回茨展
茨展を主催する茨城美術会さんは、昭和22年(1947年)に県内初の日本画団体として結成されたそうです。
約90点が展示され、入ってすぐの会場には、中央で活躍されている作家さんの作品が多く陳列されていました。
事務局の方は、「算数や国語などの学校の勉強は答えがひとつだが、美術は答えがひとつではない。それぞれが違うことを認め、個々を認めることができ、他人を尊重することができる。そして、美術で自分を表現する事で自分の内にあるものを発散することができる。茨城県には横山大観や岡倉天心などの日本画の伝統があるので、美術に力を入れることができれば、茨城県はもっと素晴らしい県になる。」と熱く語っていましした。
会期はどちらも6月2日(木)までです。日本画に興味がある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?