いばらきの伝統文化

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西塩子の回り舞台地芝居公演(子ども歌舞伎)

 「西塩子の回り舞台」は、茨城県常陸大宮市西塩子地区に伝えられてきた、江戸時代後期の道具ものこる組立式の農村歌舞伎舞台です。舞台、回り舞台、花道の床板などの部材と、舞台背景や各種の幕などの道具を保有し、組立てごとに柱や束に使用する材木200本余と、屋根に用いる真竹300本余を伐り出して舞台の材料とし、1ヶ月以上をかけて客席の間口・奥行きとも20mほどの舞台を組上げます。組立てに労力を要するためか、芝居はもっぱら買い芝居でした。かつては、公演終了後、舞台に使用した材木等を売り払って祭礼の費用にあてていましたが、現在では材木は保持し、竹の伐り出しのみ行なって組立てています。公演後、舞台はわずか1日で解体され、会場はもとの静かな空き地に戻ります(常陸大宮市HPより[http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page000063.html])。なお回り舞台は有形民俗文化財として県の文化財指定を受けている。

ファイルサイズ:422.5MB

読み仮名 にししおこのまわりぶたいじしばいこうえん
市町村名 常陸大宮市
活動実施場所 常陸大宮市北塩子 大宮公民館塩田分館グランド
ジャンル その他
行事日 おおむね3年ごとの10月末(次回は平成28年予定)
季節
発祥時期 江戸時代
存続状況 活動中
活動団体名 西塩子の回り舞台保存会
ホームページ 西塩子の回り舞台保存会公式ページ
備考 写真提供者:常陽藝文センター