いばらきの伝統文化

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小張松下流綱火

 昔は「仕掛吹火人形」と呼ばれていましたが、昭和51年に国指定重要無形民俗文化財に指定されると、その指定書に「綱火」と記されていることから現在の呼称となりました。笛や太鼓の音に合わせて、空中に動き出した人形が、首や手足を動かしながら、神社の境内に張られた網を巡り、櫓に戻ってきます。網の仕掛けが特技を活かし、くるりと向きを180度変える人形の動きが特徴です。【横綱火】戦国時代は、見張り小屋から小張城に伝分を送っていたのが始まりとされ、発進してから終点へ、さらに終点から戻り中間点で一旦静止して以後、二つに分かれ双方に発進する横綱火がある。これを称して「佐倉宗五郎の子別れ」といいます。(活動団体代表者からの情報による)

ファイルサイズ:275.5MB

読み仮名 おばりまつしたりゅうつなび
市町村名 つくばみらい市
活動実施場所 小張愛宕神社
ジャンル その他
行事日 8月23・24日
季節
文化財の体系 無形民俗文化財
文化財等の指定区分 国指定
指定年月日 1976年5月4日
発祥時期 慶長8年(1603)~元和2年(1616)
存続状況 活動中
活動団体名 小張松下流綱火保存会
備考 写真提供者:常陽藝文センター