利根地固め唄
江戸時代の初め頃に利根川の流れを変えるための河川工事が始まったが,その工事以降たびたび起こっていた利根川の決壊を防ぐために,堤防を築く工事が行なわれた。地面を打ち鳴らして固める作業が,すべて作業員の動き一つ一つによって行なわれていたが,各々が独立して作業することは少なく,大部分の作業が数人~数十人体制であったため,各作業員が息を合わせて地固めが出来るようにこの「地固め唄」がつくられたという。以降,作業員がその唄に合わせて地固めの作業を行なったことで,それまで頻発していた作業中の事故やトラブルが大幅に減少した。(利根町からの情報提供による)
読み仮名 | とねじがためうた |
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市町村名 | 利根町 |
活動実施場所 | 利根町生涯学習センター |
ジャンル | 音楽 |
文化財の体系 | 無形民俗文化財 |
文化財等の指定区分 | 県指定 |
指定年月日 | 2002年12月25日 |
発祥時期 | 江戸時代 |
存続状況 | 活動中 |
活動団体名 | 利根地固め唄保存会 |