(笠間日動美術館)ARTとEAT 食にまつわる美術のはなし 同時開催 写真公募展2019【食】

 

高橋由一《鯛図》
油彩、板
山岡コレクション


 高橋由一の鯛、佐竹徳のりんご、どちらも食べ物を描いた作品ですが、どちらがより“おいしそう”でしょうか。この二人が描いた食べ物の差は、その時代背景に由来します。由一が描いたのは単なる物質としての魚ではなく、食の文化そのものでした。一方の佐竹は、セザンヌに傾倒し、空間に存在する物質としてりんごを把握していました。また、山下りんの《機密ノ晩餐》(最後の晩餐)は、パンと葡萄酒の食卓を囲むキリストと使徒を描いた作品ですが、聖書を紐解けば、このパンと葡萄酒はただの食べ物ではなく、キリストの肉体を意味することが分かります。このように本展では、「食」を描いた作品のイメージの意味を探ります。

 企画展示館一階では「食」や、その周縁にまつわる絵画を、二階では北大路魯山人を中心に、「食」を彩る器を展示致します。

 

〈同時開催〉写真公募展2019【食】

【食】をテーマにした写真の公募展です。募集期間は12月8日(土)まで。詳しくは笠間日動美術館ホームページの応募要項をご覧ください。
・展示期間:1月2日(水)~3月17日(日)
・会場:企画展示館2階中央フロア

開催日平成31年1月2日(水)~3月17日(日)
時間9:30~17:00
(入館受付は16:30まで)
休館日毎週月曜日
(但し1/14、2/11は開館。1/15、2/12は休館。)
料金大人1,000円、65歳以上800円、大学・高校生700円、中学生以下無料

【春風萬里荘(北大路魯山人旧居)との共通券】
大人1,400円、65歳以上1,100円、大学・高校生900円、中学生以下無料

【割引】
20名以上の団体は各200円割引、障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は各半額割引
会場笠間日動美術館
問い合わせ笠間日動美術館
℡0296-72-2160
関連リンクくわしくはこちら
備考【出品作品】(順不同、一部)
第一章 たべものを描く:
彭城貞徳《静物》、金山平三《あま鯛》、佐竹徳《りんご》他

第二章 たべものの周縁(1)食卓・食べる人:
筧本生《牡蠣を食べるマダム》、桜田晴義《黒いボデゴン》、山下りん《機密ノ晩餐》他

第二章 たべものの周縁(2)嗜好品・薬:
(伝)平賀源内《薬草会議図》、鴨居玲《私の村の酔っ払い》他

第三章 うつわ(1)画家と器:
竹久夢二《鉄絵笹茶碗》、金山平三《七面鳥》、佐竹徳《桃》他

第四章 うつわ(2)魯山人の器:
北大路魯山人《志野長方皿》、《色絵福字平向》、《赤呉須さけのみ》他