いばらきの伝統文化

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№20 那珂市伝統文化 日本舞踊子ども教室

 

茨城県那珂市で日本舞踊の普及に取り組まれている那珂市伝統文化日本舞踊子ども教室さんにお話を伺いました。

お稽古は基礎が中心 成果は那珂市のイベントで披露

10年以上前、文化庁が「伝統文化を子どもに」という主旨の下、伝統文化に携わる人への委嘱という形で「こども教室」を始めました。水戸市在住なので、当初は水戸市で行っていましたが、後ご縁があり那珂市で教室を開くこととなりました。
以降、那珂市で月2回、日本舞踊のすそ野を広げようと幼稚園生~高校生まで、日舞の古典の基礎を中心に稽古を続けています。現在15名が所属しており、那珂市のイベントなど年3~4回ほど出演し踊りを披露しています。

 

 

メンバーの募集は、那珂市の生涯学習課を通して学校へチラシを配布していただいたり、市報に掲載していただき、年に5~6人が参加してくれています。コロナ禍でイベントがなくなり、踊りを披露する機会が減り、稽古に張り合いがなくなっています。イベントなどでの踊りの披露やメディアなどへの掲載など、子ども達のやる気につながる様な事には積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 

 

伝統文化の継承は、幼児期の体験が大切

小さな頃から実際に伝統文化を体験することはその後のかかわり方に大きな影響を及ぼします。是非学校教育の場で取り上げ、子どもたちのやりたいという想いを育んでいって欲しいと思っています。